皆様、はじめまして!「理系不動産」です。 今回は初めての投稿ですので、私たちがこのサービスをスタートしたきっかけについてお話しさせてください。
■ 職人としてのこだわりと、新築市場のジレンマ
私たちの母体である「佐藤工務店」は、現場監督出身の代表が5年前に立ち上げた会社です。 当時は、住宅の断熱・気密や耐震性能の過渡期。高性能を追求する会社と、従来のローコストに舵を切る会社に二極化し始めたタイミングでした。
弊社が選んだのは、豊橋でトップクラスの性能を目指した「高性能・高価格帯」の家づくりです。 しかし、代表の建築へのこだわりが強すぎました。
「職人さんも最高のメンバーを揃えたい」 「見えない部分にも良い素材を使いたい」 「絶対に手は抜きたくない」
これを徹底すると、当然ですが原価は高くなります。 私たちの想いにご理解・共感してくださるお客様に恵まれた一方で、「どうしても他社さんより原価が高くなってしまう」というジレンマにも悩まされました。
結果として、自社の利益を削って相場に合わせる形をとってきたのです。「コストパフォーマンスは豊橋で絶対に一番」という自負はありましたが、会社運営としては利益が出にくい状況が続いていました。
■ 物価高騰、そして「中古リノベ」との出会い
そんな中、追い打ちをかけるように物価高騰やナフサショックによる資材の値上がりが加速します。 「このままの新築一本でいいのだろうか」と模索していた時期、偶然にも「中古物件を一緒に探してリノベーションしてほしい」というご依頼が立て続けにあり、成約へと至りました。
新築をメインに推していた傍らで、実際に完成したリノベーション物件を見たとき、私たちはハッとさせられたのです。 「これ、新築よりも良い暮らしができるのではないか?」と。
もちろん、性能の数値だけで見れば最新の新築には及びません。しかし、私たちは技術がウリの工務店です。耐震補強の理論や施工には絶対の自信があります。断熱に関しても、ちょっとした補強と建築的な工夫を加えるだけで、十分に快適に暮らすことができます。
新築で6000万円のローンを組むのか。 それとも、中古リノベで3500万〜4000万円に抑えて、暮らしにゆとりを持たせるのか。 もちろん人それぞれですが、「もっと中古リノベを選ぶ人が増えてもいいはずだ」と強く確信しました。
■ 「理系不動産」が目指すもの
では、なぜみんな中古リノベを選ばないのか? その背景には、「安心して選べる中古物件がない(見極められない)」という問題があると感じました。
だからこそ、建築の知識をどこよりも深く掘り下げてきた私たちが不動産業に参入し、「安心できる、新築以上の価値がある中古物件」をプロの目でご提案したい。そう決意して立ち上げたのが、この「理系不動産」です。
私たちは住宅だけでなく、事業用物件や土地探しにおいても、構造や技術の裏付けをもとにした「理系視点」のシビアで誠実なご提案をいたします。
「この物件、構造的に大丈夫?」「リノベでどこまで快適になる?」 そんな疑問があれば、ぜひお気軽にお声がけください。これからどうぞよろしくお願いいたします!